空調・給排水設備メンテナンス 業務用空調機メンテナンス
空調機は定期的なメンテナンスが必要です。
フロン排出抑制法が施行され、点検が義務化されました
フロン排出抑制法とは?
業務用冷凍空調機器分野の多くはフロンガスが使用されています。そのフロンガスが大気に排出されると「地球温暖化」に大きな影響を及ぼします。
そこで、平成25年6月に「フロン回収破壊法」が改正され、平成27年4月の全面施行によりフロン排出抑制法として業務用空調・冷凍機器について、所有者に「簡易点検・定期点検」「フロンガスの充填に関する事」などが新たに義務付けられる事になりました。
点検対象機器
- 第一種特定製品(冷媒としてフロン類が充填されている機器)
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- 業務用製品
- パッケージエアコン、チラー、ガスヒートポンプエアコン、ターボ冷凍機、スポットエアコン、除湿機など
- 業務用冷凍・冷蔵機器
- 冷蔵・冷凍ユニット、コンデンシングユニット、冷凍・冷蔵庫など
- ※家庭用製品(ルームエアコン、ハウジングエアコン、除湿機等)は対象外
定期的な保守・点検のおすすめ
ランニングコストの低減になります
定期的なメンテナンスはランニングコストを低減させます。清掃を行わないで使い続けると、消費電力が増大していきます。空調機器の寿命が伸びます
メンテナンスをすることにより、故障を最小限に抑え、空調機器の使用年数期間を伸ばすことができます。空調機器は、様々な部品で構成されていますがこれらは年々劣化します。 下記は「バスタブカーブ」と呼ばれる部品の故障率を示した図です。購入1年以内は故障率が高く(初期故障領域)、次第に減少し(偶発故障領域)、長年の使い続けると故障率が高くなりはじめる(摩耗故障領域)様子が表されています。 下記は定期的なメンテナンスを行った場合(予防保全)と行わなかった場合(事後保全)の比較です。機能性能の低下・仕様限界の年数は大きく差が出ています。定期的なメンテナンスは、空調機器の長寿命につながります。 参考:業務用エアコンを長く安心してお使いいただくために」日本冷凍空調工業会 発行汚れを放っておくと大変なことに
故障の原因に
空調機器の故障の原因の多くは、汚れの蓄積によるものです。 汚れを放置しておくと負荷がかかり、「突然止まる」や「水が漏れる」「冷暖房の効きが悪い」などのトラブルが発生しやすくなります。その結果、修理の度に高額の費用がかかってしまいます。 トラブルが起きる前に内部を清掃することで、機器の寿命を延ばし、節電にもなります。汚れ・細菌を撒き散らしているかも
例えば、空調の吹き出し口から嫌な臭いはしませんか? 空調の内部で、カビなどが繁殖している可能性があります。また、空調を清掃されないまま使いつづけると、内部にホコリや塵なども溜まります。その状態で空調を稼働させた場合、部屋全体に汚れや細菌を撒き散らしてしまい、健康にも影響を及ぼしかねません。メンテナンスのタイミング
こんな症状があったら、点検・メンテナンスをおすすめします
- 冷暖房の効きが悪い
- カビ臭い・異臭がする
- 作動時にうなるような音がする
- 水が漏れてくる
- 空調をつけると咳き込むことが多い
- 突然止まる
クリーニングする周期の目安
3年に一度 | 1年に1度 |
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サービスの流れ
空調機器を置かれている場所によってクリーニングする周期は異なります。 一度、空調のカバーを外して内部をご覧になってください。もし汚れが気になるようでしたら、オプスにご連絡ください。- ご連絡・お問い合わせ
- お電話・お問い合わせフォームよりご依頼・ご相談を承ります。まずは、お気軽にお問い合わせください。
- 現地調査
- 直接お伺いして現地調査をさせていただきます。その際にご要望などをお聞かせください。
- お見積もり
- 作業のお見積もりを提出させていただきます。機器の入れ替えの場合、事前にお見積もりをご提示することも可能ですので、お気軽にお申し付けください。
- 修理
- ご希望の日程・時間帯にお伺いし、作業を実施いたします。
- 完了
- クライアント様お立ち会いの下、作業完了検査を行います。作業完了報告書を提出し、すべての作業が終了になります。 メンテナンスは1回きりではなく、定期的に行うことで機器の効率を維持できます。