ノロウイルス対策について!
今年はインフルエンザと共に目立つのが「ノロウイルス」を始めとする感染性胃腸炎の発生が多いことです。 特に東北では、山形県・宮城県は全国的にみてもノロウイルス食中毒が多くなってきています。
ノロウイルス患者数 13都県で警報レベルに
感染の原因は◎二枚貝等を加熱しないで食べる ◎感染者の吐しゃ物や便のウイルスに触れる カキ等の貝類は十分に加熱すれば問題ないですが、感染者からのウイルスに対しては十分な対策が必要です。集団感染が多いのはノロウイルスは感染力が強いと共に、生存期間が長いことがあげられます。
家族または学校や職場などで感染者がいれば高い確率で広がります。これは感染者がノロウイルスが原因の胃腸炎とは知らずに、飲みすぎ、食べ過ぎ、単なる食あたりと思い広がっていきます。
感染して症状が出て吐き気から吐いてしまった場合、処理に注意しましょう。感染予防の為、マスク、ゴム手袋をし塩素系の消毒剤で対応してください。また、実際は見えない部分まで広がっているので広範囲の除菌を心がけましょう。
トイレも注意が必要です。感染者の便からはノロウイルスが出るので排便やトイレを流す時にウイルスが拡散する恐れが有ります。吐しゃ物と同じように塩素系を使い広範囲の清掃をしてください。
もちろんドアノブ等も念入りに拭き上げしてください。家庭内では感染者が使用したお風呂等も塩素系で除菌することをお勧めします。
ノロウイルスはアルコール系や弱酸性石鹸等では効果が無いので、必ず塩素系消毒剤をお使い下さい。緊急の場合は家庭の漂白剤(ハイター等)でも対応できますが素材を変色させる恐れが有るので注意が必要です。
ノロウイルス対応標準マニュアル – 東京都感染症情報センター