照明器具のLED化はお早めに!
現在お使いの照明は、蛍光灯ですか?LED照明ですか?
蛍光灯からLED照明に変更するだけでたくさんのメリットがあります。
LED照明を導入することのメリットは以下の通りです。
水銀が含まれる蛍光灯の代替に電力消費量の少ないLED照明
空間が広く、数多くの照明が必要になる場合、電気料金は大きな課題です。400W水銀灯は安定器を含めると440W、水銀灯タイプのLED照明は電源込みで90Wのため、電気料金の大幅な削減が出来るかもしれません。
交換作業のコストリスクを低減
高所に設置された照明交換を専門業者に依頼すれば費用が発生します。また、お客様が危険を承知で交換するケースもあるかもしれません。さらには、水銀灯は点灯時に熱をもちますので、状況次第ではやけどなどのケガにつながるリスクもあります。長寿命のLED照明なら、交換コストや危険性を軽減できるかもしれません。
点灯時間が長い場合は、大幅なランニングコストの削減になる
点灯時間が長い倉庫や物流センターは、電気料金削減効果も高くなります。また、水銀灯を使用している場合には、すぐに点灯するLED照明に変更することで、センサーによるON / OFF節電も可能になります。
長寿命なので交換にかかるイニシャルコストを削減
LED照明は水銀灯と比較すると約4倍長持ちします。時間にして約4万時間~6万時間の耐久性があり、1日8時間点灯するとした場合、約12~18年も使えます。従って、交換にかかる費用も大幅に節約することができます。
さらに、水銀灯は廃棄に手間がかかります。 オフィスや工場から出た水銀灯は産業廃棄物処理の許可を取得している専門業者に委託する必要があり、とても大変です。LED照明は、寿命が長いため廃棄の手間が格段に減るかもしれません。
メリットの多いLED照明。LED化する際は照明器具ごと交換がおすすめです。
LED照明・電球の交換方法
電球や蛍光灯を使う照明器具をLED化する場合
電球や蛍光灯を使う照明器具をLED化する場合には、既設の照明器具と新たなLED電球やLED蛍光灯の仕様の両方をチェックし、きちんと適合するかどうか、また回路などに手を加える必要があるならどのような工事や部品が必要となるます。LED電球では、サイズが普通の白熱灯と大きく異なるものがあって、照明器具によっては取り付けられない場合があります。LED蛍光灯では、安定器など蛍光灯特有の回路を取り外す配線工事が必要になる場合も少なくありません。また、LED電球やLED蛍光灯は電球や蛍光灯と違って全方向に光を放つようになっていないので、反射板などを積極的に使った照明器具では配光特性が大きく変わってしまうことがあります。
オプスでは器具毎交換をおすすめいたします。
2021年より「水俣条約」の発行を受け、水銀使用製品の輸出、輸入、製造が禁止されます。
それにより、来年以降は水銀灯や一部蛍光灯が入手困難になるケースが想定されており、急速にオフィスや工場、病院や中間処理所のLED化が進んでいます。蛍光灯や水銀灯の耐用年数は約2年~4年とされているため、近々交換が必要になる方は、この機会にLED工事を行うことがオススメです。
水俣条約とはなにか。
水俣条約(別名 水銀条約)は、水銀により引き起こされる健康や環境被害を防ぐために採択されました。採択の背景には、1956年に公式確認された、メチル水銀を含んだ工場排水により引き起こされた「水俣病」の痛ましい環境汚染・健康被害があります。この条約により、国際的な水銀の適切な管理、および排出の削減を目指しているようです。
今お使いの照明は、LEDでしょうか?
もしLED照明でない場合、お早目の取替をお勧めいたします。
当社でも交換を承っていますので、お気軽にご相談ください。